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臨床 の 看護師 による 看護研究

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看護職を取りまく環境

何度か 看護研究 については記載していますが、今日は「 臨床 の 看護師 が研究をする」事について記載したいと思います。

そもそも何のために看護研究をするか

ここにも記載しましたが、言うまでもなく「正しい看護」を実践するためです。

それは絶対的に患者さんやそのご家族に還元されます。

どうしても看護領域は「なんとなく」や「今までの経験」で実施されていた部分も多いです。

個人的には経験値が全く無意味だとは思いませんが、それだけはとても危険ですし国家資格を持つ専門職としてはいけないと思っています。

科学的に証明された正しい根拠(エビデンスとよく言います)を基に看護を実施する必要があるのです。

エビデンスレベル

エビデンスにはレベルがあります。研究に携わる人は「エビデンスレベルが高い」という言い方をする場合があります。

研究の種類(デザイン)によってエビデンスレベルは異なります。

『英語を読むこと』と『英語論文を読むこと』は少し違います。英会話に関して思うことも少し書きます⑤
こんばんは。夢のまち訪問看護リハビリステーション 都賀の理学療法士の倉形です。 今日は、この話題に関して最終回です(やっと)。 最後に、システマティック・レビューと、レビューの違いと全体のまとめを書

【EBM】みんなどうしてる? エビデンスの使い方
EBM(Evidence-Based Medicine:科学的根拠に基づく医療)は、臨床で遭遇するさまざまな課題に対する解決の糸口となります。 エビデンスとも呼ばれる科学的根拠は、最終的にガイドラインなどに集約されるため ...

わかりやすそうなものを抜粋しました。

書き方や表現方法、細かい分け方は出典によって少しずつ違いますが、大体こんな感じです。

臨床 の 看護師 が出来る 看護研究 の限界

ここで私が言いたいのはこのエビデンスレベルのピラミッドの分け方とかではなく、臨床の看護職が出来る看護研究はレベル5か頑張って4が限界だという事です。

つまり研究というよりは症例報告やケーススタディなどがほとんどです。

これが客観的に正しい根拠だから患者に応用するというのはまだしてはいけないエビデンスです。

これを基にまた違った研究デザインで継続的に研究する事で患者さんに還元できるエビデンスとなる可能性があります。

臨床 の 看護師による 看護研究 、限界の理由

圧倒的に忙しい

何百回も言っていますが、忙し過ぎて計画的に、文献を調べて研究デザインを考えて実施して考察して・・・という時間がありません。

普段の業務だけでキャパオーバーなんです。

研究できる人が少ない

ここにも記載しましたが、看護職の教育背景は様々です。

よってエビデンスレベルや研究デザインの理解、研究計画書を作成し実施出来る人材がまだまだ少ないという現状があります。

つまり研究がわからないから出来ないという現状もあります。

臨床 の看護師 による 看護研究 の現状

係りを決めて計画的に実施している施設がある一方では、学会の直前に急いでとりあえずまとめている施設もありまます。

そしてそのほとんどが勤務時間外に残ったり、勤務日以外に出勤して研究をしています。

またほとんど実施していない/出来ない施設もあります。

相当施設によって差があるし、業務内では実施出来ないという現状があると思います。

臨床 の 看護職 が 看護研究 をする事に対する個人的な意見

中には臨床の看護職が研究するべきではないという考えの方もいます(私の身近でもいます)。

個人的に研究自体は無意味ではないと思うのですが、今のやり方では無意味だと思っています。

「時間ギリギリに研究をわからない人が手探りで勤務時間外にとりあえずやる」ではいけないと思っています。

どうせ時間と労力をかけるのであれば最低限は理解して実施した方が、研究の質的にもやる人の学習的にも良いと思うし、可能であればそれを勤務時間内で実施出来ればなお良いと思っています。

この観点からも看護職の労働環境改善は意義があるのではないかと思っています。

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