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乳腺外科医「わいせつ」事件 について

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ただの感想

判決を見て個人的に考えた事です。あくまでも私個人の感想です。

医療職の焦点はせん妄

少なくとも私がフォローさせて頂いている医療職の多くの焦点は「せん妄」です。

私はせん妄患者のケアにはほとんど当たった事がありませんが(たまに婦人科のヘルプに行っていた時に担当させて頂きましたが)、多くの医療職のツイートを見るとやはりせん妄とそれに伴う幻覚って、私のような素人の想像を絶するなという事です。

幻覚でもせん妄中の患者さんにとってはかなりまじでリアルなんですね。

もちろん私はそういう状況を体験した事がないのですが、実際に幻覚を体験した医療職の感想(体験記)は非常に考える事がありました。

脳って不思議ですねマジです。

医療職以外の方の焦点はせん妄以外

一昨日からこの判決に対する様々な意見や感想を少しずつ見ましたが、医療職以外の方の焦点の多くはせん妄による幻覚というよりは、胸に付着しいていた唾液とか、顔まで入った写真、でした。

ここだけを切り取って読む確かに「マジで最悪」「やったんでしょ!」となりかねないです。

せん妄について1ミリもわからない人の感情としてそうなるのはすごくわかる部分があります。

個人的な感想

中には複数人の医療職から、手術終わった後の患者さんの術部に対してこのような性的な行為をするなんてあり得ないという意見があったんですよ。

これってかなり危ない考えだなと思いました。

きっとこの発言をしている医師はじめ多くの医師はこういうことはしないのですが、ごく稀にいるんですよん、そういう事をする医療職が。

つい数ヶ月前にも産婦人科医が患者に猥褻な行為をして逮捕ということもありました。(そして産婦人科医はそれを認めている)

医師含めて一定数そういう事をする人間はどの業界にもいる。

そしてこういう事をする人は、きっと多くの方とはまた少し違った価値観を持っているから、自分の物差しに当てはめて「やるわけない」という考えは非常に危険ではないかと思いました。

もちろん状況とせん妄専門家の意見によると幻覚の可能性がかなり高いのですが、だからと言ってこの医療職が200%絶対やっていないとは誰も言い切れない。

多くの医療職が今回の判決に対して憤っているのは、科学的な根拠、専門家の意見よりもせん妄患者の発言が信頼された事だと思います。

そこに対して憤るのは重々分かりますが、それと「やるはずない」は別問題だと思いました。

また憤っている多くの医師、もう医師なんかやってられないと言っている医療職のほとんどは、

・顔つきの写真があったこと

・医師が起床後手術まで手を洗っていなかったこと

・警察官が来たら逃げたこと

等の部分については誰も何も言及していません。

恐らく「科学的な根拠、専門家の意見よりもせん妄患者の発言が信頼された」という事実が衝撃的過ぎて、それ以外の不審な点はあくまでもオプションだからそれ程大事ではないかもしれませんが、でもこれって医療職以外の人にとっては非常に大切なことではないかと思います。

仮にせん妄による発言だったとしても、このような事実(なのかな?これも幻覚?)がある限りは、「そういう事をする可能性がある医師」という風に見られてしまう。

もちろんこれらの事実は今回の決定的な証拠には多分なりません(法律の専門家ではないのでなんとも言えませんが)。
そんな事医療職はわかっています、大事なのはここではないと。

でもせん妄について1ミリもわからない多くの方にとっては「これらの事実+せん妄患者の幻覚=医師有罪」になってしまうんだなと思いました。

今後もどうなるか見守っていきたいと思います。

今日の写真
出先で間に少し時間ができたので久しぶりに行きました!